護衛艦「さざなみ」 ソロモン諸島戦没者の御遺骨を日本まで送還

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海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」は、ソロモン諸島のホニアラ港に寄港して、先の大戦で祖国のため散華された英霊に対し献花及び黙とうを捧げました。日本のために戦った英霊の御遺骨が帰国されます。

 

9月25日~27日の間、護衛艦「さざなみ」は、ホニアラ港(ソロモン諸島)に寄港しました。
「さざなみ」は、ソロモン諸島首相代行ソガバレ氏を表敬訪問したほか、ガダルカナルアメリカ戦争記念塔及びアウステン平和公園において献花及び黙とうを捧げました。
また、遺骨引渡式において、お預かりした御遺骨は、「さざなみ」が責任もって祖国日本まで送還いたします。

(海上自衛隊 Facebookより)

 

 

 

海上幕僚監部によるプレスリリース

 

 

 

海外での遺骨収集、慰霊巡拝について

 海外などからの戦没者の御遺骨の収容は、昭和27年度から南方地域において始まりました。その後、平成3年度からは旧ソ連地域における抑留中死亡者について、更に平成6年度からはモンゴルにおける抑留中死亡者についても御遺骨の収容が可能になりました。

戦没者の御遺骨が残されている地域には、相手国の事情や海没その他の自然条件等により収容ができない地域等が残されていますが、今後も現地政府などからの残存遺骨情報の収集に努め、そうした情報に基づき、御遺骨の収容を実施することとしています。
平成28年3月には、「戦没者の遺骨収集の推進に関する法律」(平成28年法律第12号)が成立しました。戦没者の遺骨収集が国の責務と位置づけられたほか、平成36年度までの期間が遺骨収集施策の集中実施期間とされ、関係行政機関との連携強化、基本計画に基づく遺骨収集の実施について規定されました。厚生労働省では、同法に基づき遺骨収集の取組みを一層強化していきます。

 戦没者の御遺骨の収容については、これまでも戦友の方々や現地政府等から提供された情報に基づき鋭意実施してきており、約34万柱の御遺骨を収容したところですが、戦後70年以上が経過し、遺骨情報が減少してきているなどの事情から、未だ約59万柱の御遺骨が未収容であり、特に南方地域(フィリピン、東部ニューギニア、ビスマーク・ソロモン諸島、インドネシア等)での遺骨収容が困難な状況になりつつあります。

このような状況を踏まえ、厚生労働省では、南方地域での今後の遺骨収容の促進を図っていくため、平成18年度から、民間団体等の協力を得ながら、フィリピン、東部ニューギニア、ビスマーク・ソロモン諸島、インドネシア、ミャンマー、パラオ、マリアナ諸島における未収容遺骨の集中的な情報収集を実施しています。

海外旧主要戦域等での遺骨収集や慰霊巡拝など(厚生労働省)

 

 

海外戦没者遺骨の収容状況

 

 


護衛艦さざなみ (JS Sazanami, DD-113)は、たかなみ型護衛艦の4番艦。艦名は「漣」(微風等により水面に細かく小さな波が立つ)に由来し、この名を受け継ぐ日本の艦艇としては大日本帝国海軍の駆逐艦 雷型駆逐艦「漣」、吹雪型駆逐艦「漣」に続き3代目。SH-60J/K哨戒ヘリコプター搭載。

 


 

ソロモン諸島の戦い は、大東亜戦争中に日本軍と連合軍の間で、南太平洋ソロモン諸島の争奪をめぐり行われた戦闘。一連の戦闘の中で大きなものはガダルカナル島の戦いとブーゲンビル島の戦いだが、ほかにも数多くの陸海空の戦闘が行われた。ホニアラは、ガダルカナル島に位置するソロモン諸島の首都。

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1942年8月8日、連合軍の対空砲火をかいくぐり雷撃を行う日本軍の一式陸攻

 

ガダルカナル島の戦い は、1942(昭和17)年8月以降日本軍と連合軍が西太平洋ソロモン諸島のガダルカナル島を巡って繰り広げた戦い。ミッドウェー海戦と共に太平洋戦争における攻守の転換点となった。 日本は、兵員、軍艦、航空機、燃料、武器等を多く失ったため国力が大きく減少した。日本軍の逐次投入された戦力は約30000人。内20000人が死亡、その殆どの約15000人以上が餓死、病死と言われている。一方のアメリカ軍の死者は7000人。1000人が戦死し6000人が戦傷、及び餓死、病死者。
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日本とソロモン諸島との親善行事として、海上自衛隊による表敬、慰霊碑献花、遺骨引渡式などが実施されました。

 

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献花を行う「さざなみ」艦長(アウス山平和公園)

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黙祷を行うさざなみ乗員 (ガダルカナルアメリカ戦争記念碑)

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黙祷を行うさざなみ乗員と在ソロモン大使館 山崎参事官(アウステン山平和公園)

 

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戦没者遺骨に対する献花

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戦没者遺骨の引渡し

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捧持される遺骨に対し敬礼するさざなみ乗員

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安置された戦没者の遺骨

(photo : 海上自衛隊)

 

 

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