【国を守る犬】災害派遣で活躍した警備犬を表彰

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平成30年7月豪雨と北海道胆振東部地震に派遣されて活躍した自衛隊の警備犬に、防衛大臣褒賞状が贈られました。さらに副賞として、小野寺防衛相が自ら用意したドッグフードのメダルも授与されました。

表彰されたのは、埼玉県の航空自衛隊入間基地に所属し、北海道地震で災害派遣された、オスのシェパード「アイオス」と「ロック」の2頭。アイオスの訓練士、笹田喬平3等空曹(27)は「非常に光栄なことだと感じております」と話した。

7月の西日本豪雨では、行方不明だった2人を発見したほか、北海道地震では、表彰を受けた2頭を含む9頭で8人を発見していて、今後、さらなる活躍が期待される。

 

警備犬に対する褒賞状伝達式

イヌの自衛隊員を表彰 災害派遣で人命救助 (FNN PRIME)

 

 

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アイオス号とロック号 (防衛省HPより)

 

災害派遣に参加した数多くの警備犬たち

 

 

警備犬の訓練について

入間基地のサイトに、警備犬を訓練する隊員のインタビューが掲載されています

「災害救助ができる犬と航空自衛隊の機動力をあわせられれば、災害救助も素早く行え、助けられる人も増えるのではないかと思います」

歩哨犬管理班(航空自衛隊入間基地)

 

 


▼警備犬への防衛大臣褒賞状授与式の様子(2013年度)

11月1日は自衛隊記念日という重要な日ですが、実は、民間団体が定めた「犬の日」でもあります。そこで、今回、この「犬の日」に合せて、航空自衛隊入間基地の警備犬に対して「防衛大臣褒賞状」の授与式が行われました。

航空自衛隊入間基地警備犬への防衛大臣褒賞状授与式

(自衛隊チャンネル – 2013年)

 

 

海上自衛隊と航空自衛隊には国を守る犬、「警備犬」がいます。

警備犬は約300頭いて、全国の基地で警戒監視にあたっています。捜索活動のための訓練も受け、災害派遣時には救助犬として人命救助の任務を担うこともあります。

自衛隊の警備犬は老いて現役を引退しても「家族」の一員として基地で余生を過ごし、生涯を終えるまで隊員が一緒に見守ります。隊員にとってとても大切なパートナーなのです。

 

 

 

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