陸上自衛隊が総力をあげてつくる巨大石像がすごい!
2月4日から開催される、第70回さっぽろ雪まつり。例年250万人前後が来場する国内有数のイベントで、海外からもたくさんの人が訪れています。
この雪まつりに「縁の下の力持ち」として参加し、毎年もの凄いクオリティの雪像を制作する陸上自衛隊。昼夜を問わず厳しい気象条件のなか、雪像制作と資材の維持管理に奮闘し「野戦築城訓練」の一環ということで雪まつりに携わっています。CADでの設計をもとに、雪の輸送や雪像の制作は1月初旬から始まっていて、毎日気温が上がったり雨が降ったりするなか、溶けた雪の補修など大変な作業が続いています。
陸上自衛隊北部方面隊のTweet
北部方面隊は、道内各地において開催される冬季イベントの雪像制作等、部外行事協力を行っています。雪像の制作は1月初旬から開始されており、各部隊の隊員はイベントの成功の一助となるべく、時には昼夜を問わず厳しい気象条件のなか制作を行っています。#自衛隊 #雪まつり #冬まつり pic.twitter.com/MHjkAssOjW
— 陸上自衛隊北部方面隊 (@NorthernArmy_pr) January 24, 2019
クローズアップ「さっぽろ雪まつり」協力隊員
自衛隊札幌地方協力本部のページに、3年前に開催された第67回さっぽろ雪まつりでの隊員の声が紹介されています。
深夜、会場に再び足場を組んで大雪像の補修作業を行い、積もった雪を取り除いたり、融けて変形した部分を元に戻しました。大雪像を美しい姿のまま人々に楽しんでもらうため、制作隊は雪まつり終了まで気を抜けません。
災害派遣などと違う市民に貢献できる一つの事として来年も参加していきたいと思います。
連日寒い中ではありますが、市民、観光客の皆様が見ている中、この雪像を制作することにたずさわる事ができ、日々やりがいを感じています。市民、観光客の皆さんが感動できる雪像を完成させたいと思います。
雪まつりと聞いたら大きくて迫力のある大雪像が思い浮かびます。その大雪像を作る為に隊員一人一人が強い気持ちで頑張っています。自分もその一員として参加出来てすごく嬉しく思っています。
来場してくる子ども達が笑顔になる雪像を完成させます。
国際行事となった雪まつりの雪輸送を実施するにあたり、輸送が終了するまで無事故で任務を完遂します。
クローズアップ「第67回さっぽろ雪まつり」協力隊員 (自衛隊札幌地方協力本部)
陸上自衛隊は1955年に初めて雪まつりに参加し、高さ11mの聖母マリア像「栄光」を制作しました。年々規模が大きくなっていき、昨年はファイナルファンタジーXIVの大雪像にプロジェクションマッピングするという圧倒的な演出が話題になりました。
(Photo : weather news)
(Photo : 朝日新聞デジタル)
(Photo : ガジェット通信)
2019 ゆきまつり会場 設営の様子
札幌大通では #さっぽろ雪まつり に向けた準備が進められています☆
【フェイスブックページ】Ishikari Days -Hokkaido TabiGokoro-フェイスブックページが更新されました。
〔Preparing for Sapporo Snow Festival/札幌雪祭的雪像製作正在準備中〕https://t.co/CiGALAQI5i pic.twitter.com/0Y9Thdsw0l— 北海道 (@PrefHokkaido) January 22, 2019
❄第70回さっぽろ雪まつり❄
今日22日の午後、高橋はるみ北海道知事がSTV広場を訪れました。
模型やパネルなどにより、雪像作りがどこまで進んでいるか説明を受けた知事は「立派な大雪像を作ってください」と自衛隊員を激励されました。#大雪像 の制作は全体の半分くらいまで進んでいます! pic.twitter.com/vNohmvFQ5u— STVイベント (@stv_event) January 22, 2019
【70th雪まつり HBCフィンランド広場 1/16】雨混じりの夜から一転、よく晴れた水曜日の朝です。いよいよ雪像制作に取りかかります。大雪像の陸上自衛隊北部方面通信群の皆さん、中雪像、小雪像の六書堂の皆さん、よろしくお願いいたします! pic.twitter.com/BJLkaf9DXp
— 北海道放送イベント情報 (@hbc_jigyou) January 16, 2019
今年の第70回さっぽろ雪まつりでは…
フィンランドのヘルシンキ大聖堂を披露
フィンランド共和国の首都ヘルシンキのほぼ中央に建ち、ヘルシンキのみならずフィンランドを代表する建築物「ヘルシンキ大聖堂(Helsingin tuomiokirkko)」の魅力を、陸上自衛隊北部方面通信群の卓越した技術で再現します。
来年さっぽろ雪まつりでは大雪像として「ヘルシンキ大聖堂」を陸上自衛隊の技術で再現!さらに大通7丁目を「HBCフィンランド広場」として展開!エアギターやサウナテントも登場。それに、「刀剣乱舞-ONLINE-」や「Re:ゼロからはじめる異世界生活」の雪像も!#日フィン100 https://t.co/KOeD5uMpGx
— 駐日フィンランド大使館 (@FinEmbTokyo) December 17, 2018
Xウイングに搭乗可能?『スター・ウォーズ/エピソード9(仮題)』の大雪像が登場
今年は、映画『スター・ウォーズ』シリーズ新三部作の最終章『スター・ウォーズ/エピソード9(仮題)』の公開を記念した、体感型の大雪像を披露してくれるようです。
雪まつりと『スター・ウォーズ』の縁は深く、新三部作がスタートした2015年には「雪のスター・ウォーズ」、2017年には「白いスター・ウォーズ」として、ルーカスフィルムの公認・監修による雪像が登場し、訪れる人々を楽しませてきた。
そして、最終章の公開を迎える来年、その集大成ともいえる、大通西10丁目「UHBファミリーランド」巨大雪像「白いスター・ウォーズ2019」を作成。C-3PO 、R2-D2、BB-8らシリーズを代表する人気ドロイドたちに加え、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)で人気を集めたポーグが雪像に初登場する。
制作にあたっては約3,000トンもの雪を使用し、初めての“体感型大雪像”として制作。像の左下部分に、レジスタンスの若きリーダー、ポー・ダメロンが愛用する戦闘機Xウイングが登場し、劇中でBB-8が乗車する位置に、実際に乗船可能となる。
『スター・ウォーズ』Xウイングに乗れる!さっぽろ雪まつりに巨大雪像 (シネマトゥディ)
札幌市民と陸上自衛隊が総力をあげてつくるさっぽろ雪まつり
会場は大きく分けて3つあります
大通り会場
2019年2月4日(月)〜2月11日(月・祝)
会場:大通公園 1~12丁目
ライトアップは22:00まで
迫力ある大雪氷像の数々。 札幌市民と陸上自衛隊が総力をあげて作った雪の芸術が展示
すすきの会場
2019年2月4日(月)〜2月11日(月・祝)
会場:南4条通~南7条通までの西4丁目線市道
ライトアップは23:00まで※最終日22:00まで
オリジナリティ溢れる氷像や魚入氷像、氷彫刻会選手によるコンクール作品など幻想的な氷像を展示
つどーむ会場
2019年1月31日(木)〜2月11日(月・祝)
会場:札幌市スポーツ交流施設コミュニティドーム
開催時間:9:00~17:00
すべり台やスノーラフトなど、子供から大人まで自然や雪とふれあうことができる会場
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