インドネシア・スラウェシ島で起きた地震と津波の被災地支援で、国際緊急援助隊として派遣された自衛隊のC130輸送機1機と、隊員約50人が6日、インドネシアのパル空港に到着。国際協力機構(JICA)が供与したテント500張り、発電機80台、浄水器20台などの支援物資計9トンを現地に届けました。
防衛省統合幕僚監部のTweet
日本から派遣されたインドネシア国際緊急援助隊は10月6日、カリマンタン島バリクパパンからスラウェシ島パルに救援物資を輸送しました。 pic.twitter.com/BSSa7aYoGf
— 防衛省統合幕僚監部 (@jointstaffpa) October 7, 2018
日本から派遣されたインドネシア国際緊急援助隊は本日、カリマンタン島バリクパパン及びスラウェシ島パル間で物資輸送活動を開始しました。 pic.twitter.com/uXPdaETrX1
— 防衛省統合幕僚監部 (@jointstaffpa) October 6, 2018
産経新聞の報道
到着した自衛隊員たちは、インドネシア軍関係者ら大きな歓迎を受け、握手や記念撮影をした後、協力して荷物をおろした。再びカリマンタン島に戻り、7日以降は、インドネシア側からの要請に応じて食料などをパルに輸送する。
地震は9月28日に発生。被災地では住宅の倒壊などで7万人超が避難生活を余儀なくされている。水や食料、燃料といった生活必需品がまだ不足している。
輸送の指揮に当たる太田将史1等空佐は、空からみた被災状況について「沿岸地帯の津波被害が甚大だ」と指摘。各国の救援物資や輸送隊が集まっている、カリマンタン島バリクパパンでは「(インドネシアと各国が)緊迫して救援の調整に当たっている」とし、効率的により多くの物資を輸送することに意欲を示した。
インドネシア国家防災庁は6日、地震と津波による死者数が1649人になったと発表しました。今回の地震では、日本のほか、米国やオーストラリアなども支援を表明しており、支援物資の輸送強化が期待されています。
▼現地の状況
(TBS NEWS)
(photo : 産経新聞)

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