【海保】北朝鮮漁船を退去させる映像を公開

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5月以降、北朝鮮漁船1,085隻に退去警告

海上保安庁は24日、日本海の排他的経済水域(EEZ)で5〜8月に違法操業していた北朝鮮漁船を取り締まる映像を公開しました。海保は、よい漁場として知られる日本海の大和堆に複数の巡視船を配備していて、5月以降、1,085隻の北朝鮮の漁船に退去警告を行い、360隻に放水しています。

昨年は北朝鮮の船による違法操業で、日本の船が別の漁場への移動を余儀なくされるケースが目立っていました。このため、海保は昨年7月上旬~12月、延べ1923隻に警告し、314隻に放水しています。今年は昨年より2ヵ月早く巡回警備を始めたことで、EEZ付近で退去させて漁場への侵入を未然に防ぐことができ、8月上旬には、周辺海域で北朝鮮の漁船は、ほとんど見られなくなったということです。

今後、海水温度が下がる9〜10月には再びイカ釣り漁のピーク期を迎えるため、同庁は「引き続き必要な体制を整えて外国漁船に対処していく」としています。

北朝鮮漁船の違法操業を監視し、日本漁船の安全を確保するために、海保の警戒活動は続きます。

海上保安庁

大和堆(やまとたい)とは、能登半島(石川県)から北北西約300キロの日本のEEZ内に位置し、日本海中央部に位置する浅い部分(堆、海底山脈)。最も浅い部分で水深236mであり、日本海有数の好漁場となっている。外国漁船はEEZ内を航行することは可能だが、操業は認められていない。

大和堆

日本海の海底地形。中央部分にある浅い部分が大和堆。

 

EEZ 排他的経済水域(はいたてきけいざいすいいき: Exclusive Economic Zone; 略称EEZ)とは、国連海洋法条約に基づいて設定される、天然資源及び自然エネルギーに関する「主権的権利」、並びに人工島・施設の設置、環境保護・保全、海洋科学調査に関する「管轄権」がおよぶ水域のことを指す。

排他的経済水域

 

 

海上保安庁の巡視船から放水される北朝鮮の大型漁船=昨年9月下旬(海上保安庁提供)

北朝鮮の木造漁船=昨年9月中旬(同庁提供)

海上保安庁の巡視船から放水される北朝鮮の大型漁船=昨年10月上旬(同庁提供)

 

 

 

 

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