防衛省、空自のスクランブル基準を見直し 中国機への対応強化

Topics

東シナ海上空を常時警戒 中国福建省を離陸の全戦闘機に対し即時緊急発進

防衛省は、東シナ海をはじめとする海空域で軍事力を拡大させ続けている中国への対応を大幅に強化しているようです。これまではレーダーなどで警戒して明らかに領空侵犯の恐れがある場合のみ戦闘機を緊急発進させていました。

 

防衛省が空自の緊急発進(スクランブル)の基準を見直し、昨年の早い段階から中国・福建省の航空基地を離陸する全戦闘機に対し、即時に空自那覇基地の戦闘機を発進させるなど、大幅に対応を強化していることが18日、複数の政府関係者の話で分かった。中国軍機の動向を監視するため、空自警戒機が日の出から日没まで、東シナ海上空を飛行していることも新たに判明。

対中国機、即時に緊急発進(共同通信)

 

令和2年度1四半期の緊急発進実施状況について(統合幕僚監部)

防衛省は10日、領空侵犯の恐れのある航空機に対する自衛隊の緊急発進が、2020年度第1四半期(4~6月)は計194回だったと発表しました。

令和2年度1四半期の緊急発進回数は194回であり、前年度の同時期と比 べて52回減少しました。 推定を含め、緊急発進回数の対象国・地域別の割合は、中国機約68%、ロ シア機約31%、その他約1%でした。

方面隊別の状況については、北部航空方面隊が55回、 中部航空方面隊が4回、西部航空方面隊が33回、南西航空方面隊が102回 の緊急発進を実施しました。 前年度の同時期と比べて、北部航空方面隊については緊急発進回数が増加し、 中部航空方面隊及び南西航空方面隊については減少しました。なお、西部航空方面隊については昨年度と同数でした。

中国機に対する緊急発進回数は131回であり、前年度同時期と比べて48回減少しました。ロシア機に対する緊急発進回数は60回であり、前年度同時 期と比べて5回減少しました。 令和2年度1四半期は、特異な飛行として計4回公表しました。 推定を含め、中国機及びロシア機の中では情報収集機に対して多く緊急発進を実施しました。 対象期間は、令和2年4月1日~令和2年6月30日です。

令和2年度1四半期の緊急発進実施状況について(統合幕僚監部)

 河野太郎防衛相は10日の閣議後の記者会見で、「中国機、ロシア機が活発に活動している状況には変わりはないので、回数が減ったからといって活動が低調になったとは言えない」と強調した。

緊急発進194回 中ロ依然活発、4~6月―防衛省 (時事通信)

令和2年度1四半期の緊急発進実施状況について(統合幕僚監部)

 

 

 

(写真イメージ : 防衛省統合幕僚監部)

 



ネットにあふれる感謝の声

度重なる領空侵犯。緊張の連続だと思います。お身体大事にしてください。

対領空侵犯措置だけでなく、災害時にも物凄く迅速な支援をしてくださり、どんな対応も素晴らしく誇りに思います。

本当に大変な職務ですね!国宝って国民の宝っていう意味でしたよね、まさに自衛隊の皆さまが国宝です。

日本の空の護り、ありがとうございます。地上波TVでこれを広報できないものか。

こういう事が行われている事を知らないでいる国民にYouTubeなどの映像を使ってどんどん伝えてください。

南沙、西沙、尖閣全てに領有権を主張したがる、彼の国は何処に向かっているのでしょうか? そんな国のトップを国賓として招待するとか。笑うしかないですよね。

隊員の皆様が命をかけて、我々国民を守ってくださる事に心から感謝いたします。皆さまの安全をお祈り申し上げます。

いつもいつも命がけで日本を守っていただき感謝しかありません。隊員の皆様、どうか御体を御大事に。

 


 

▼この記事をシェアする

Leave a Comment

タイトルとURLをコピーしました