【九州南部豪雨】被災者の救助、行方不明者の捜索活動が続く

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自衛隊・警察・消防・海保・自治体等による懸命な救助活動

熊本県南部で、停滞する梅雨前線の影響で記録的な豪雨となり、県南部を流れる球磨川が広い範囲で氾濫して土砂崩れや浸水害が相次いで発生県は4日午前5時36分、逃げ遅れた人がいるとして、球磨村に自衛隊の災害派遣を要請しました。

・気象庁は4日午前4時50分、「数十年に1度の大雨」として熊本、鹿児島両県に大雨特別警報を発表。午前11時50分に大雨警報に切り替えた。発達した積乱雲が帯状に生じる「線状降水帯」ができたとみられる。この後、5日夜から6日昼ごろにかけて、梅雨前線が鹿児島県付近から熊本県付近へ北上。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気が不安定になるという。引き続き土砂災害などへの厳重な警戒を呼び掛けている。

・国土交通省によると、球磨川は少なくとも8カ所で氾濫し、2本の橋が流失。人吉市の堤防が約20メートルにわたり決壊した。

・消防庁によると、警戒レベルが最も高い「災害発生情報」が一時、熊本県内4町の1万6127世帯3万8615人に出された。

5日 17時現在、これまでに20人が死亡。14人が心肺停止、14人が行方不明。自衛隊警察・消防自治体等による、懸命な救助・捜索活動が続いています。

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自衛隊による救助活動

現地では警察・消防・自治体等と連携しながら、昼夜を問わず捜索、人命救助活動を実施しています。

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近隣県から消防支援隊、DMAT (災害派遣医療チーム) などが出動

10県約800人の緊急消防援助隊が出動、熊本市消防局が全体の指揮を担うようです。

総務省消防庁は4日、熊本県南部の豪雨被害に対応するため、10県から計約800人の緊急消防援助隊が熊本県に出動すると発表した。同日午前の大雨特別警報の発表を受けて、熊本県が消防庁に出動を要請していた。

10県は岡山、広島、愛媛、福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島。熊本市消防局が援助隊全体の指揮・調整を担う。

豪雨の熊本へ緊急消防援助隊(産経新聞)

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海上保安庁のヘリ 孤立した住民を救助

海上保安庁は人吉市内でヘリから被災者を救助する映像を公開。撮影は7月4日午後1時20分頃。

ヘリで救助活動を行う海上保安庁 熊本の球磨川氾濫

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被災地ではこれから明日にかけて大雨となる可能性があり、引き続き土砂災害や河川の増水・氾濫に厳重な警戒が必要のようです。

救助にあたる方々のご活躍と無事をともに願いたいです。

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熊本県の避難情報、気象・警戒情報 (防災情報くまもと)

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