JAXA認証 「宇宙日本食」 高校生開発のサバ缶が宇宙へ!

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宇宙飛行士の食事として、早ければ2019年度に採用 

福井県立若狭高校が開発したサバの缶詰が、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の「宇宙日本食」に選ばれ、宇宙飛行士の若田光一氏が生徒に認定証を授与しました。ISS(国際宇宙ステーション)に滞在する宇宙飛行士の食事として、早ければ2019年度に採用される可能性があるということです。

 

JAXAが認証した宇宙日本食はこれで33品目となった。これまでは大手食品メーカーの製品がほとんどで、高校が開発した食品は初めて。若狭高のサバ缶は国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士の食事として、早ければ2019年度に採用される可能性があるという。

同校での宇宙食開発は、06年に旧小浜水産高が食品製造の衛生管理システム「HACCP(ハサップ)」を取得したのを機に、「鯖街道で知られる小浜のサバ発信にもつなげたい」という生徒らの発案でスタート。若狭高に統合された後も、海洋科学科が研究を引き継いだ。小浜湾の養殖サバを活用し完成させた。

認証式では田崎一行・JAXA有人宇宙技術部門宇宙飛行士・運用管制ユニット長が、海洋科学科の2年生の4人に認証書を手渡した。4人は「若狭には、京の都にサバを運んだ鯖街道があります。この鯖街道が国際宇宙ステーションまで届く日が間近に迫っています」と述べた。

若狭高校サバ缶、JAXA宇宙食に(福井新聞)

 

宇宙食には、一定の保存期間や水分量など計8項目の基準が求められる。しょうゆにくず粉を加えるなどし適度なとろみのあるたれを開発。これを同市で養殖したサバと合わせ、真空状態にして高温で殺菌処理した。

1年半の保存試験にも合格。14年にJAXAが公募する候補計33品目の1つに選ばれた。その後も、無重力で水分が飛び散らないようにする工夫を重ねた。06年以降、計約30人の生徒が開発に関わった。

JAXAによると、野口聡一さん(53)が19年末ごろから国際宇宙ステーションに長期滞在する際、この缶詰が提供される可能性があるという。

福井のサバ缶、宇宙日本食に 来年末ごろから提供か(共同)

 

 

若田光一氏のTweet

 

 

若田光一さんと開発に携わった生徒たち (photo : 福井新聞)

 

 

 

HACCP(ハサップ)Hazard Analysis and Critical Control Point  とは?

HACCP とは、 食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようする衛生管理の手法です。

この手法は 国連の国連食糧農業機関( FAO )と世界保健機関( WHO )の合同機関である食品規格 (コーデックス) 委員会から発表され,各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。

HACCP(ハサップ)- 厚生労働省

 

 

 

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