中国公船4隻が尖閣周辺領海へ侵入 官邸対策室を設置

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海上保安庁が確認  中国海警局の4隻が領海侵入

沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で5日、中国海警局の船4隻が日本の領海のすぐ外側にある接続水域に入ったことが確認され、海上保安本部が警告と監視を続けました。

尖閣沖での中国公船の領海侵入は、昨年11月11日以来です。

 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、5日午前10時18分頃から34分頃、中国公船4隻が沖縄県石垣市の尖閣諸島・魚釣島沖の領海に相次いで侵入し、同日正午頃までに領海を出た。同諸島沖での中国公船の領海侵入は、昨年11月11日以来。4隻は5日午後6時現在、同諸島・久場島沖の接続水域(領海の外側約22キロ)内を航行している。

中国公船、尖閣諸島沖の領海に侵入…11月以来 (読売新聞)

 

尖閣周辺領海への中国公船侵入、昨年12月は初のゼロ

昨年12月、尖閣周辺領海への中国公船の侵入は1度も確認されなかったようです。

領海侵入が1か月間ゼロだったのは、政府が尖閣諸島を国有化した2012年9月以降初めてのこと。

1か月も侵入が無かったのか!…と喜んでしまいそうになりましたが、日本の領土、領海への侵入は安全保障上の重大な事件です。初めは危機を感じていても、時間がたつうちに感覚がマヒして大きな問題だと思わなくなってしまい、その結果、常態化を許してしまうことこそ中国側の思うつぼです。最近は新聞やテレビでの報道も以前より少なくなっているように思います。

 

尖閣諸島の領有権を主張する中国は、12年9月から中国海警局などの公船による領海侵入を繰り返すようになり、14年以降は一度に4隻ほどが侵入し、2時間程度航行する行為を月2~3回続けてきた。しかし、昨年9~11月は月1回となり、12月はゼロだった。

昨年の侵入回数と延べ隻数もそれぞれ19回、70隻と、12年以降最少となった。同庁は「減った理由はわからない」としている。これに対し、ある政府関係者は、安倍首相が昨年10月に日本の首相として7年ぶりに中国を公式訪問し首脳会談が開かれるなど、日中関係の改善が背景にある可能性を指摘している。

尖閣周辺領海への中国公船侵入、先月は初のゼロ(読売新聞)

 

尖閣諸島周辺海域における中国公船等の動向と我が国の対処 (海上保安庁)

 

首相官邸が「連絡室」設置

中国海警局の船4隻が日本の領海に侵入したことが確認されたことから、政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「情報連絡室」を「官邸対策室」に切り替え、情報収集と警戒監視にあたっています。

尖閣沖 中国海警局の船4隻が日本の領海に侵入 官邸対策室設置 (NHK NEWS WEB)

 

韓国に対してもですが、遺憾の意だけで終わらすことができない状況が続いています。

 

年末年始関係なく、24時間即応体制で任務に就いている人たちには感謝しかありません。

海保と自衛隊の連携や、人材確保などの課題、また、EEZ(排他的経済水域)の資源をどう守っていくのかという問題を国民が共有して、率直に議論していかなければならない時期に入っていると思います。

 

 

第十一管区海上保安本部 : 沖縄県の区域及びその沿岸水域(主に沖縄地方の東シナ海及び太平洋)を管轄範囲とする、海上保安庁の管区海上保安本部の一つ。海保最大規模の管区であり、2015年度末時点の勢力は大型巡視船(PLHとPL型)19隻、定員1,722人。このうち尖閣領海警備専従部隊の定員は606人である。

 

尖閣警備専従部隊の巡視船「あぐに」

巡視船あぐに(photo:海上保安庁)

 

 

 

 

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