救急車、呼ぶべき? 迷った時に使える救急受診アプリ

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内閣府大臣官房政府広報室が運営する国の行政情報に関するポータルサイト『政府広報オンライン』や、総務省消防庁の『生活密着情報』は、政府の重要課題や生活に身近な話題をピックアップし、国民に分かりやすく伝えることを目的としたサイトです。私たちの暮らしに役立つ情報をまとめたページから、救急車の利用法を紹介します。

救急車が必要なのはどんなとき?

◆ 緊急性の高い症状と判断したら、すぐに「119」番に通報を

急な病気やケガをしたとき、救急車を呼んだほうがいいのか迷うことがあると思います。緊急度の高い症状を紹介しますので、このような症状があった場合は迷わずに「119」番通報して救急車を要請してください。

暮らしに役立つ情報 (政府広報オンライン)

 

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救急車を呼んでいいのか 判断に迷ったときは?

◆ 全国版救急受診アプリ「Q助」または「救急安心センター(#7119)」を利用する

「緊急性の高い症状かどうか自分で判断できない」「救急車を呼ぶほどではないけど受診したい/相談したい」「119番に電話するのがためらわれる」というときは、電話やインターネットですぐに相談できる下記のような手段があります。判断に迷ったときには、ぜひご利用ください。

暮らしに役立つ情報 (政府広報オンライン)

 

 

全国版救急受診アプリ「Q助(きゅーすけ)」

急な病気やけがをしたとき、症状の緊急度を素早く判断するために、消防庁が提供しているアプリがあります

当てはまる症状を画面上で選択していくと、緊急度の目安がわかり必要な対応が表示され、緊急度が高いと判定された場合は、アプリから119番に電話できます。また、緊急度が高くない場合は、受診できる医療機関や移動手段(タクシーなど)などの情報を検索できますので、症状がひどくなる前に医療機関を受診しましょう。
いざ急病人やけが人を目の前にして、誰もが冷静に対処できるとは限りません。緊急時にも必要な対応ができるよう、ぜひ日頃お使いのスマホにインストールしておいてください。

 

アプリを起動し、該当する症状を画面上で選択していくと、緊急度に応じた必要な対応を表示。「いますぐ救急車を呼びましょう」「できるだけ早めに医療機関を受診しましょう」「緊急ではありませんが医療機関を受診しましょう」「引き続き、注意して様子をみてください」という4つの緊急度に応じたアドバイスが得られます。

 

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病気やケガなど万が一の際に役立つアプリなので、ぜひダウンロードしておくことをオススメします。

 

 

◆ アプリのダウンロード

 

iOSデバイス向けアプリ 

Androidデバイス向けアプリ

 

Q助(きゅーすけ)」Web版

 

 

 

▼アプリの評価とレビュー

 

早朝に急に胸が苦しくなりました、すぐに収まるものか、救急車を呼んだ方がいいか判断をQ助で調べたところ、すぐに救急車となったので迷わず呼べました。
大動脈解離という一刻を争う病気でしたがおかげさまで助かりました。

コントラストや文字の大きさが設定できるため、とても良いかと思います。さらに最近は子供達がスマホを持つ時代なので、平仮名対応もアップデートで付け加えるなどもありかと思います。

通報した際のスムーズな伝え方が記載されていたり、#8000の宣伝があったりするのも、

とても良いと思います。

内耳性めまいになった時に、いろんな人に迷惑をかけてしまいました。今後、同じことがあったら、救急車を呼んでいいのかどうか、ずっと気になっていたので、答えがわかって良かったです。

 

 

 

救急安心センター事業「#7119」

 

救急安心センター事業は、#7119に電話をかけると診察が可能な医療機関の電話番号を教えてくれるほか、医師や看護師等の相談員が、内容により自分で病院にいくべきか、救急車を要請すべきかなどの医療相談を行う窓口です。また、症状に応じた応急手当のやり方をアドバイスしたり、緊急性が高いと相談員が判断した場合は消防署に電話を転送するなどして、救急車の要請を支援したりしてくれます。

 

「#7119」を設置している地域(平成29年8月現在)

東京都、大阪府、奈良県、福岡県、札幌市(周辺含む)、横浜市、 田辺市(周辺含む)
※平成29年10月以降に、宮城県、埼玉県、神戸市が開始予定。

#7119関連情報について

 

上記以外の地域は

症状の相談はかかりつけの病院や最寄りの病院、または、お住まいの地域に相談窓口がある場合がありますので、自治体に問い合わせてください。受診できる医療機関は、お住まいの都道府県の「医療情報ネット」で検索することができます。 ※各都道府県の医療情報ネットへはこちらから

厚生労働省「医療情報ネット」

 

小児救急電話相談事業「#8000」

休日や夜間に子供が急に病気になったとき、どのように対処したらよいか、病院を受診したほうがよいかどうかなど、迷ったときに相談できる全国共通の電話番号です。

厚生労働省「小児救急電話相談事業(#8000)について」

 

緊急度を判断する目安がわかる「救急受診ガイド」

 

急な病気やけがをして「病院を受診したほうがいいか」「救急車を呼んだほうがいいか」と迷ったときに、緊急度を判断する目安となる「救急受診ガイド2014年版」があります。

 

消防庁「救急受診ガイド2014年版」

 

 

よい「119番」通報とは?

 

◆「救急」であることを伝え、住所、症状などを伝えましょう

一刻を争う状況では、必要な情報を簡潔に伝えることが大切です。「119」番に電話をしたら、電話に出た職員に「救急車が必要」とはっきりと伝えて、来てほしい住所を伝えてください。救急車は、住所が分かった時点で出動します。あとは落ち着いて、救急車が必要な人の症状や、年齢、性別などを伝えてください。

また、通報内容から通信指令員が救急車の到着前に応急手当の必要があると判断したときは、適切な応急手当の方法を指導します。それに従って可能なかぎり実施してください。

 

AEDを用いた応急手当の流れ 

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▼119番に電話

総務省消防庁の救急車利用マニュアルは、日本語、英語、中国語、韓国語版が用意されています

 

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(イラスト : 総務省消防庁)

 

急病やけがの状況、持病の有無、普段服用している薬、かかりつけ病院などもしっかりと知らせてください。

 

救急搬送の現状

救急出動件数は増加、現場到着時間も延伸。搬送者の半数は入院の必要がない「軽症」

平成27年(2015年)中の救急自動車による救急出動件数は、過去最多の約605万件で、搬送者数は約548万人です。救急出動件数は、年々増加傾向にあり、平成17年(2005年)から平成27年(2015年)までの10年間で約77万件も増加しています。

救急体制には限界があります。今すぐに救急車で病院に行く必要がある人のために、私たち一人一人が救急車の適切な利用について考えてみましょう。

 

 

 

 

 

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