陸自とインド陸軍、初の共同訓練「ダルマ・ガーディアン18」

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日印の強固な信頼関係の構築 「ダルマ・ガーディアン18」

陸上自衛隊とインド陸軍の初めての共同訓練が、10月27日~11月18日(移動を含む)までインド北東部ミゾラム州バイレンテで実施され、陸自隊員約30人、インド陸軍約30人が参加しました。

 

訓練は、陸自とインド陸軍の関係を強化し、中国をけん制する狙いもあるとみられる。13日までの日程で、対テロ戦を想定し、爆発物処理や人質がいる中での戦闘訓練を行う。陸自はこれまで、米国、英国と合同訓練を実施してきたが、陸上幕僚監部広報室によると「他国と対テロ訓練を行った例はない」という。

インド軍は昨年、国境問題を抱える中国の人民解放軍と係争地ドクラム(中国名・洞朗)高地で2カ月以上にわたりにらみ合った。パキスタンからの越境テロにも悩まされており、陸上戦の能力向上に力を入れている。

日印は米国との海上共同演習「マラバール」を毎年実施しているほか、航空自衛隊とインド空軍の訓練も今後、想定されている。インドのモディ首相は、10月27~29日に来日した際、安倍晋三首相との間で外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)の設置で一致した。

(時事通信)

 

今回の「ダルマ・ガーディアン18」は、「自由で開かれたインド太平洋戦略」のもとで安全保障面での結び付きを強めている日本とインドの共同訓練の一環で、近隣で影響力を強める中国を牽制する狙いがあるとみられます。

 

ミゾラム州(Mizoram)は、インドの東部にある州。州都はアイザウル。多くは丘陵地帯であり、ミゾ族を多数とするチベット・ビルマ系の諸族が住んでいる。

 

陸上自衛隊第1師団 Facebookより

陸上自衛隊第1師団 Facebookページに訓練の様子が公開されています

11月1日(木)から実施中の陸上自衛隊とインド陸軍による実動訓練「ダルマ・ガーディアン(DG)18」は、13日(火)をもって全ての訓練を無事、終了しました。最終日となった本日は訓練終了式が実施され、日印両部隊の中隊長が本実動訓練のシンボルである「ダルマ」に目入れを行い、訓練間の安全、日印の強固な信頼関係の構築及び対テロ戦に関する戦術技量の向上という願いが成就したことを確認しました。また、陸自からは陸上幕僚長代理として陸上自衛隊富士学校長が、インド陸軍からは第17軍団長が、それぞれ本訓練の意義、両国の信頼関係の一層の促進及び本訓練の継続的な実施について訓示しました。
陸自隊員は、インド陸軍の隊員との間に強固な絆を結び、多くの成果を得て帰国の途に着きます。

 

(陸上自衛隊 第1師団)

 

 

インド陸軍が公開した訓練、交流の様子

(Indian Army)

 

 

 

▼日本とインドの連携、安全保障体制について

 10月29日、東京を訪問中のインドのモディ首相と安倍総理は首脳会談を行い、日印共同声明に署名して、安全保障と経済分野での連携強化を確認しました。

安倍首相は会談で「日印関係は世界で最も可能性を秘めた2国間関係だ。モディ首相とともにその潜在力を全面的に開花させ、地域や世界の平和と繁栄のために貢献していきたい」と述べた。モディ氏は「強いインドと強い日本が世界とアジアのために大事な役割を果たす」と応じた。

会談後に発表した共同声明では「自由で開かれたインド太平洋」に向け価値観を共有する米国などとの協力を拡大し、航行の自由や適法な通商を確保することを明記した。安保政策に関する外務、防衛閣僚級協議(2プラス2)の立ち上げや、自衛隊とインド軍の物資を融通する「物品役務相互提供協定」(ACSA)の交渉開始でも合意した。

また、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に対抗するため「質の高いインフラ」で東南アジアやアフリカとの「連結性」を高めることを確認。両政府はデジタル研究開発分野での人材育成の連携拡大など26件の成果文書を交わした。

日印首脳が会談「インド太平洋戦略」を共有 安保・経済で連携強化 (産経)

 

 

 

 

 

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