防衛省が西日本豪雨における自衛隊災害派遣の終了を発表 (8月18日)
自衛隊は、7月6日から最大で1日に約3万3100人、船舶28隻、航空機38機を動員し、広島県・愛媛県の土砂災害現場や、岡山県・高知県で孤立した人たち2,000名以上の人命救助、ダンプカー約1万3800台分のがれき撤去活動、飲料・食料の輸送、給水支援、民間船舶を活用した入浴支援などの活動に従事してきました。8月18日、撤収要請を受けて、44日間にわたった捜索及び救助活動を終了しました。
<活動規模>
人員約410名(最大時:約33,100名)
艦船1隻(民間船舶「はくおう」)(最大時:28隻)
航空機5機(最大時:38機)
LO(連絡幹部) 最大74箇所に約300名を派遣
<活動実績>
人命救助 2,284名
給水支援 18,973.3トン
入浴支援 94,119名
給食支援 約20,590食
物資輸送 飲料:182,512本
食料:74,027食
燃料:125.5キロリットル
その他:扇風機等
水防活動 約5,200袋
道路啓開 約39.8キロメートル
瓦礫処理等 ダンプカー13,890台分
復興支援のために活躍した、陸海空全ての部隊が掲載されています
岡山県内に駐屯する陸上自衛隊第13特科隊が撤収の要請書を受け取りました。
伊原木知事は岡山県庁で、陸上自衛隊第13特科隊長の増田健吾1等陸佐に要請書を手渡した。「人命救助から生活支援まで、本当に頼りになった。ありがとうございました」と伊原木知事が述べると、増田1等陸佐は「県民のためという一心で任務を全うした」と応じ、握手を交わした。
豪雨被災地から自衛隊撤収 支援活動全て終了(産経ニュース)
日本原駐屯地では毎年8月に駐屯地納涼大会が開催されていますが、今年は西日本豪雨災害や台風12号の影響で中止になりました。駐屯地の次のイベントは、9月30日(日)の、駐屯地設立53周年記念日行事です。式典をはじめ、観閲式、観閲行進、訓練展示、装備品展示、戦車の試乗などが実施され、訓練展示には陸上自衛隊のUH-1J、AH-1Sヘリコプターの参加が期待されています。自衛隊の用品を購入できたり、飲食や自衛隊カレーなどの模擬店も多く賑わうので、毎年参加者が増えている人気のイベントとなっています。
記念日行事参加のためのバスツアーもあります。
陸上自衛隊日本原駐屯地 創設53周年記念行事<添乗員同行>(読売旅行)
迫力ある戦闘訓練展示は必見です。復興活動をする際に自己完結的な組織力が大きく貢献している自衛隊ですが、本来の任務である国防のために厳しい訓練を続けている姿には感動を覚えます。
<活動概要と感謝の手紙>
Leave a Comment