インドネシア・スラウェシ島で起きた地震と津波の被災地支援で、国際緊急援助隊として派遣された自衛隊のC130輸送機1機と、隊員約50人が6日、インドネシアのパル空港に到着。国際協力機構(JICA)が供与したテント500張り、発電機80台、浄水器20台などの支援物資計9トンを現地に届けました。
防衛省統合幕僚監部のTweet
産経新聞の報道
到着した自衛隊員たちは、インドネシア軍関係者ら大きな歓迎を受け、握手や記念撮影をした後、協力して荷物をおろした。再びカリマンタン島に戻り、7日以降は、インドネシア側からの要請に応じて食料などをパルに輸送する。
地震は9月28日に発生。被災地では住宅の倒壊などで7万人超が避難生活を余儀なくされている。水や食料、燃料といった生活必需品がまだ不足している。
輸送の指揮に当たる太田将史1等空佐は、空からみた被災状況について「沿岸地帯の津波被害が甚大だ」と指摘。各国の救援物資や輸送隊が集まっている、カリマンタン島バリクパパンでは「(インドネシアと各国が)緊迫して救援の調整に当たっている」とし、効率的により多くの物資を輸送することに意欲を示した。
インドネシア国家防災庁は6日、地震と津波による死者数が1649人になったと発表しました。今回の地震では、日本のほか、米国やオーストラリアなども支援を表明しており、支援物資の輸送強化が期待されています。
▼現地の状況
(TBS NEWS)
(photo : 産経新聞)
【インドネシア地震】国際緊急援助活動に参加する自衛隊部隊
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